世界遺産の山を歩く 山楽部

2013/06/10

富士宮二合目から、河口湖五合目へ (2012/7/25~26) その1

7/25~26は、とある企業の富士登山。
長いので二部構成にします^^;

海抜0mの田子の浦から、富士市を通り、須山口・富士宮口を経て登頂。
その後は山梨県側の河口湖口五合目へ下るという、シートゥサミット+富士山越境です。
(リンク張ってもいいのなか…コチラ)

静岡側の二合目から、山梨側の五合目まで、ザクっと説明するのも難しいので、
チマチマとヤマレコのルートにマッピングしました(笑)


僕達ガイドが合流するのは、行程二日目の表富士グリーンキャンプ場から。
富士宮口の二合目、標高1200m地点になります。
ここからは富士山のイメージとはかけ離れた樹林帯。

富士山スカイラインの高鉢駐車場までは約2時間ほど。
標高もまだそんなに高くないので、林間を歩いているうちに汗だく。



大所帯ですが、テキパキ動いてくれるので誘導もスムーズでした。

次の行程は、高鉢駐車場から須山口登山道へ合流。
そこから一気に登り上げて、宝永火口縁を辿り、富士宮の六合目へ。

植生的にはブナ・ミズナラ・オオイタヤメイゲツなどの広葉樹の森。
明るくて歩きやすい富士山でも穴場的なトレッキングルートです。
トレースもわりと明瞭なので、要所にある赤テープ等も絡めると迷うことはありません。

途中で見つけたギンリョウソウ。
俗称ユウレイと呼んでますが、富士山のユウレイは半月以上遅く花期がくる。
山梨側でも佐藤小屋から下の吉田口道中でもちょくちょく見かけます。

2時間汗だくで…

ようやく二合五勺で須山口登山道と合流。


ここから富士宮の六合目までは、まだ約二時間余り登りつめます。
これは雪代の跡です。

この辺りからバテ始める訓練生が数名出始めたので、ゆっくりペースを落としてケア。
須山口登山道に入ってから約一時間ほどで林間が開け、涼しい風が通り始めると、雲と同じ高さ。

右手に宝永第三火口を見ながら直登開始。

第二火口縁も直登直登急登。
写真右手のこんもりが宝永山。

まだまだまだまだ。
道標から第二火口の始まり。

須山口登山道から1時間45分、午後0時15分ようやく富士宮五合目へ到着。
二合目グリーンキャンプ場を午前6時に出たので、約6時間15分の行程。
標高差にしすると1150mから2490mへの1340m。
尺的にはそんなに登ってないのね。てか、このペースで行かないと富士山ではアウト。

待ちに待った昼食はなんと、雲海荘&宝永山荘でラーメン。
ありがたやありがたや…と思う反面、両山荘のWさんお手数おかけしてスミマセン!

この日の宿は八合目・池田館。
富士宮の六合目は標高2490mなので、3220mの池田館へ向けて750m残すのみ。

その間は端折りますが、全員怪我も体調不良もなく無事に八合目へ到着。
みんなが夕食のカレーを食べている間、ガイド三人は御殿場ルートへの抜け道で一服。

7月末なのに、これくらいは残っております(笑)
夏に新幹線から見える白い雪渓がコレね。


この日はビッショビショに汗かいたので、日頃飲めないビールも美味しく感じました。
ソーセージかじりながら八合目の夕焼けタイム。
斜面に小さく八合目の鳥居も写ってます。
ここから上が浅間大社の境内。

眠れない訓練生達と小屋の傍で星空観察しながら、身の上話。
星の下ではみんな素直になるさぁーね^^
これから社会人になる若い年代の生の声を聞けて、すごく有意義な時間でした。
(そういやあの子達頑張ってるかな?)

さて、ここはまだ八合目。
山頂御来光なので、起床は0時半過ぎの1時出発。
7月末は夏休みも始まり、富士山が一番渋滞する時期。
4時半過ぎの御来光に合わせて3時間の夜登りです。


その2へつづく→コチラ

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