快晴続きの富士山です。
この日も富士山はマイカー規制中のため、水ヶ塚公園からシャトルバス。
正午過ぎには雲海がひろがってきました。
積乱雲になれば、降雨&落雷に注意しないといけないのですが、
これくらいの高さの雲海だと見る分には綺麗です。
九合目を過ぎても、頭上は高層にある巻雲だけで、紫外線もギラギラ。
九合五勺に到着しても天候は安定したまま。
むしろ麓の雲も消えてきて、良くなっているかも。
九合五勺から富士宮口の山頂を見上げるとこんな感じです。
ゆっくり登れば20~30分くらいで登れますが、ここが胸突八丁と言われるくらいキツい勾配。
連日の影富士が綺麗に浮かんで来ました。
富士山の影が掛かる街っていいな~と羨ましい感じでいつも見ています。
さて、こんな天気の日は撮影。
九合五勺スタジオではなくて、剣ヶ峰スタジオです。
山小屋のスタッフ&添乗員さんに迷惑かけながらも、快く送り出してもらって心底感謝。
マジックアワー真っ最中の西の地平線。
眼下にはグラデーションに映えた本栖湖が見えます。
東の地平線には昇ったばかりの月。
写真では伝わりにくいですが、潮汐力を感じられるかのような煌々とした月でした。
写真の石室は今はなきNTT富士山頂分室。昨年解体されました。
夜と夕方の境目のグラデーション。
下の街明かりは富士宮市街。
北側は甲府市の街明かり。
その向こうの稜線は南アルプスが見えてます。
眼の前には本当に手が届きそうな北斗七星。
この日は本栖湖の花火大会・神湖祭の日。
見下ろした樹海の先では小さいながらも花火が上がっていました。
天子山地も南アルプスの山稜もくっきり見えて綺麗です。
ライトも必要ない、一際明るい月の光。
富士山の山頂、日本の一番高いところを独り占めタイム。
日本の国土の正真正銘、一番高いところ。
火星に居るみたいです。
あと数時間後には御来光を見る人で溢れかえる剣ヶ峰。
石標の右横にあるのが、富士山の二等三角点です。
本当に申し訳ないくらい誰もいません。
日本最高地点から見下ろした山頂火口。
その向こうの灯りは、神奈川と東京の灯り。
宇宙から見ると地球で最も明るい地帯のひとつです。
月明かりに照らされた馬の背は、下るのにもライトが必要ない明るさ。
日本の国土の一番上にある、“最後の坂”です。
夜の火口は昼間に見る火口と違って、色味やシルエットなどが異なります。
昼はダイナミックに見えるけれど、夜はおしとやかな感じに見えます。
九合五勺へ戻ってきた時、すでに小屋の灯りは消えていました。
結局、山頂で微速度撮影をしていたので、帰ってきた時間は午前1時過ぎ。
6時間近く山頂で寒さに震えていたことになります。
冷えきった身体では眠れるわけもなく、寝たとしても起床は午前2時。
起きていたほうが調子は良いという富士山モードの身体(笑)
6時間も粘って撮影できた微速度動画はこんな感じになりました
月明かりでできた影富士の動きを撮影しました(映像化は他に見たことないです)
甲府盆地の向こうには八ヶ岳も映っています。
左から富士宮市、朝霧高原を経て、青木ヶ原樹海と裾野が映っています。
国道139号線を走る車や、右下には富士スバルラインを走る車のライトが見えます。
日本最高地点にカメラを置いて撮った微速度動画。
山頂火口の向こうは関東平野。右側は相模湾を駆け抜ける雲の流れです。
山頂外輪で撮ったTimelapseは他に見たこともありますが、
日本最高地点剣ヶ峰で撮ったのは…多分これが初出だと思います。
HD画質で撮ってあるので、画質変更で見てもらえると若干精度が増します。
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