世界遺産の山を歩く 山楽部

2013/12/17

ふたご座流星群の微速度撮影動画

8月から一切更新してませんが、忘れているわけではありません^^;
こういうのはマイペースで更新するものだと、半ば開き直っております(笑)

twitterやらfacebookやらのSNSと平行しているのもあって、僕にとっては即時性の少ないのがブログなのでここらでやめておこうかと思いましたが、のんびり続けます。
山のことはヤマレコもあっちもこっちもでどっちつかずになってます(汗)

今年のふたご座流星群は奈良県は寒いのと雲が多いのと、月が出ているために天文薄明の時間が短かったので撮影には行きませんでした。

撮影に行っていたであろう時間を費やして、昨年撮影した素材をちょこちょこしました。

[Youtube]


[Vimeo]

geminids meteor shower from mizgraph on Vimeo.

昨年撮影した素材のリメイクです。
前回のはやや稚拙な出来でしたので、気持ちアップグレード版です。

撮影地は金剛山の麓の奈良県御所市伏見
ダストの流れだした0:28~5:28の薄明まで合計2586枚使用しています。
タイトルの後のパート1は30fpsにてタイムラプス処理。
パート2は残像を15%残した比較明合成タイムラプス処理。

肝心の流れ星は2クールのほうがよく見えます。
小さい画面より大きい画面で、なおかつ画質はHD(720p or 1080p)に設定して
御覧いただくと流れ星が流れている様がわかると思います。
本当に流れ星は一瞬なので、表現的には満足しています。


他にも星景写真関係の検索で辿り着かれる方も多いのもあって、星景撮影ネタもそろそろ投下していこうかなと思ってます。
撮り貯めたのが多すぎてどれからピックアップするかわかりませんけど、「大台ヶ原、星景、星」等がキーワードで多いのでそこらへんからアップしていきます。


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2013/08/17

にっぽん百名山「大峰山」 再放送のお知らせ

8/12の再放送です。
一刻もはやく本人が見てみたいのですが、今回は見れそう?
前回見逃した方は御覧ください~!

にっぽん百名山「大峰山」 
8月18日(日) 午前7時30分~午前8時00分 
http://www4.nhk.or.jp/100yama/x/2013-08-18/10/14132/ … 





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2013/08/10

にっぽん百名山出演のお知らせ

久しぶりの更新で何を言い出すのかと思いきや、
このたび、NHK BSプレミアム にっぽん百名山『大峰山』にガイド出演させていただきます。
と言っても撮影の方は無事に終了して、あとは放送を待つのみです。
放送当日はおそらく富士山の上にいるので見ることはできませんが、
僕が皆さんに見てもらいたくて仕方がない、素晴らしい大峰の山々を少しでも感じていただければ
嬉しいです。


放送日は
8月12日(月) 午後7時30分~午後8時00分
8月18日(日) 午前7時30分~午前8時00分
8月22日(木) 午前11時00分~午前11時30分

http://www4.nhk.or.jp/100yama/x/2013-08-12/10/8757/

おなじく、
NHK BS1の15分でにっぽん百名山『大峰山』

9月7日(土)  午後6時30分~午後6時45分

http://www4.nhk.or.jp/100yama/x/2013-09-07/11/66060/

本編を見ていただきたいので、小出しにしながらなんとなく雰囲気だけでも…

西の覗きから見下ろした洞川の集落と、吉野山から続く奥駈道

山上ヶ岳からは素晴らしい御来光が拝めました

大峰の山深い森

雨露で霞がかる大峰の森

近畿最高峰・八経ヶ岳

近畿最高峰から水晶谷を見下ろすと、今までに見たことのない絶景でした

熊野へ続く南奥駈

今回辿ってきた、山上ヶ岳からの奥駈道

そして弥山山頂から拝む御来光

はたしてオオヤマレンゲは咲いていたのか!?

気になるつづきは8月12日の放送を御覧ください!


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2013/06/22

富士山の風と雲が見せる表情 (2012/8/14~8/15)

今回は8/14~15にかけてのツアーガイド。
富士山は独立峰ゆえに、色んな方向から色んな向きの風が乱れ吹く山です。
その風が作り出す雲も、色んな表情があるので、見ていて飽きません。
天気の良い時の雲、天気の悪い時の雲、色も形もすべてとして同じ物のない一種の芸術品。

750hpa天気図を削除してしまっていたので、AUPQ35しかありませんでしたが、
当日の高層天気はこんな感じでした。
5000m帯にある35kt~50ktの矢羽根が富士山近辺で複雑に巻く天気図。
オホーツクにある低気圧が南東進傾向だったので、富士山は間もなく強風圏に。

登り始めは、御殿場~箱根にかけて雲が掛かっているものの、
遠くは三浦半島~房総半島南端まではっきりとした視界。
相模湾の海岸線も明瞭で、金時山から小田原市、江ノ島まで見えています。

九合目の鳥居。
山頂上部は青空も見えてます。

あまり見掛けないタイプの影富士で、走査線が走っているように見えます。
西側に高い雲があるせいか、反薄明光線とともに影富士が伸びていきました。

下界は綺麗に雲海に沈みました。
高層圏では巻層雲と巻積雲が見えてきたので、このままいくと天気は下り坂。

標高によって雲の形が違うので見てるぶんには異世界。
地上と空を分け隔てるような壁に見えます。

西日が強いのか、影富士がはっきりとしたコントラストになりました。
毎度のことながら、デカい。

濃淡のしっかりした夕焼け。

その後、19時には一面ホワイトアウトの世界に変わりました。
急変しすぎ!

そんな夜は星景写真勤しむこともできないので、山小屋のスタッフと語らいながら
素直に就寝しました。

そして、翌朝…まだホワイトアウト。
この白いスクリーンの向こうには、山頂の剣ヶ峰があります。

こちらは鮗池(このしろいけ)
地面の切れている先は山頂火口です。
真っ白で何も見えません。

御来光は見えませんでしたが、ある程度昇ったのか、
上層の雲から光芒が漏れて来ました。

強風の折、富士山の東側に発生する吊るし雲は荒天の予兆。
眼の前に吊るし雲の子供が生まれました。

山頂付近の風が強ければ、火口は風が渦巻いて風のすり鉢になります。



全身青色のマイケル・ジャクソンが火口に向かって立っていますが、角度見て下さい、角度(笑)




吉田口の本八合前下りてくる頃には、一段と発達してきました。
眼の前に見える吊るし雲は、竜の巣感たっぷりです。

本八合目・上江戸屋横から見た吊るし雲です。

下山道に入っても大きさが変わりません。
見上げた青空との対比が神々しかったので、何回も止まっては撮り止まっては撮りしてました。

こういう神々しいことが続くこともあって、ついつい撮ってしまいました。
外国の方だったので、教えてあげようとしても言葉わからず…ごめんなさい(笑)

富士吉田へ下りてくると、富士山は見えますが、山頂部はプチ笠雲。
まだまだ風が強そうです。

そこから水ヶ塚公園の駐車場へ行くと、西の空は好天を運んでくる空に。
前日大陸側にあった高気圧が本州付近に差し掛かってのことでしょう。

天気が荒れることが多い富士山。
荒れる時は極端に荒れます。
それが、人間の住む世界ではないことを教えてくれる一面もあります。
普段は地上で暮らす我々人間が、神域である富士山に登ると垣間見る神様のいる世界。
実際にその世界を自分の目で見ると、瞬間的に畏怖心で支配されてしまいます。

『分を相応に登られよ』
そういう声が聞こえてならない瞬間。

日本のどこの山にも神様はいらっしゃいます。
登頂踏破征服、自分の山だなんてもってのほか。
その神域には人間の分相応で登ること。
山に入らせてもらっている人間が根底に持っていないといけないことだと思います。
信仰の山には信仰心で登らないと、見えるものも見えないよ。

晴れるにも理由があり、荒れるにも理由がある。
こういう日を体験させてもらえると、少しだけ俗世に寛容になれる自分がいます。


さぁ、神様の山が今日22日中にも世界遺産本登録なるか?


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世界遺産特番のロケガイド (2012/8/12~8/13)

今回は8/12~8/13にかけての富士山特番の撮影ガイドです。
ロケのサポートガイドもさせていただくこともあるのですが、映らない裏方がほとんど。
昨年の9/2に放送された『世界遺産へ!神秘の富士山 な~るほどトラベラーズ』のアサイン。

【TBS】
http://www.tbs.co.jp/program/sbs_fujisan_20120902.html

【modelpress】
http://mdpr.jp/news/detail/1200703

TBS系列の全国ネットなので、御覧になられた方もいらっしゃるかと思いますが、
番組内のご褒美?で富士山に登ることになった松井絵里奈ちゃんをガイドさせてもらいました。

8/11は六合目雲海荘で佐々木さんの1000回登頂記念祝賀会。
8/12の早朝に仲間ガイドを一旦河口湖へ送り届けて、そこからまた水ヶ塚公園へ引き返し、シャトルバスに乗り換えて富士宮五合目へ向かった後、撮影スタッフの方々と合流。

当初は磯野貴理子さんかモト冬樹さんが登られるかも?と聞いていたので、
襟元ピシっと準備していましたが、ロケバスから下りてきたのは同郷の松井絵里奈ちゃん。
彼女の出身は僕の住んでる隣の市なので、言うならば『近所の子』感覚(笑)
一瞬で打ち解けてしまって、もう地元の知り合い感覚で富士登山をスタート。

この日の撮影スケジュールは富士宮口五合目~九合目・万年雪山荘まで。
撮影スタッフの方々も、全員ものすごく良い方達だったので、
六合目の時点で和気あいあい。
あまりにも奈良バナシばっかりしてしまうので、スタッフさんにそろそろ行きましょうと促されてしまう奈良県の二人(笑)

実は彼女、自宅にも富士山の写真を飾るくらいの富士山好き。
でも、富士山に登るのは初めてらしく、ようやく訪れた機会に終始笑顔。

五合目到着から小一時間、14時頃から登りはじめたので、
高度順応しながら気持ち休憩を多めに取りました。
こういう景色が足元に広がっていると、必然的に歩みはゆっくりになります^^

辺りが薄暗くなり始めた19時頃、九合目・万年雪山荘へ到着。
富士山で食べるカレーを楽しみに登ってきた絵里奈ちゃんとすぐに晩御飯タイム。
去年の写真ですけど、僕ね、すんごいデレった顔でちょっと笑けてくる(笑)

そして、この日はペルセウス流星群の極大。
夕食の後に外へ出て、外に寝転びながら空を見上げて流星群観察。
デカい流れ星もバンバン流れて、標高が高い分目の前で流れているようでした。
流れ星をフレームインさせてみようとシャッターを切るも、なかなか入らず…。
天の川と一緒に撮ったこの写真だけでも大喜びしてくれて、ホンマええ子です…。

外に出て流星群を見ていたのはわずか30分ほどだったけど、
我々の地元奈良の話(もちろんそうなる)や、彼女の夢の話や、仕事の話や色んなことを話してくれて、テレビで見る芸能人フィルターは全く感じない、等身大の彼女に会えました。
何より奈良が好き!ヒシヒシと伝えつつビッシビシと伝えられつつ!(笑)

※そんな絵里奈ちゃんがVoaclで参加しているユニット、
earthmindがこの度6/19に待望の1stアルバムをリリースしたとな。
http://www.earthmind.info/
歌手になりたかった夢を叶えたもんだから、これは感服。
あの時話してたことを引き寄せたんだから、凄いと思う。


夏に外で流れ星を見ると言っても、富士山の夜は気温一桁。
風邪をひいては台無しなので早々に就寝。

お盆休み真っ只中というのもあり、翌朝は午前2時起床、2時半に山頂へ向け出発。
九合五勺を過ぎ、富士宮山頂の鳥居をくぐるまでは頭上も星空。
『ええ御来光見れるで-!』と息巻きながら剣ヶ峰へ向かう。
するとどうだいどうだい、馬の背(剣ヶ峰直下の急登)に差し掛かるやいなや、
一瞬にして山頂部が真っ白なガスに包まれる。。

結果的にはどんどん濃くなり、御来光は見れず!
次に登る時への宿題になってしまったものの、日本最高峰へは無事に登頂。
剣ヶ峰の標柱に並んでいる方の御好意で、最前列を譲っていただいて記念撮影。
僕の肌の色がとんでもなく黒いのと、ものすごく嬉しそうなデレ顔に目も当てれません(笑)

御来光を待っている間に、山小屋でいただいた朝ごはんのお弁当を食べ、
下山の体力もバッチリで、馬の背をさっそうと下る絵里奈ちゃん。

その後は九合五勺・胸突山荘で軽く休憩して、富士宮ルートを下山。
『ゆっくり下りような!』って言い聞かせながらも下山速度早いのなんのって(笑)
『もしコケて怪我でもされたらアカンやん~!』と釘を刺すもペース衰えず。
2時間ちょっとで下山してきました(笑)

五合目へ下山後は静岡放送を交えて最後の撮影。
続々と下りてくる人もビックリしてました。

全員怪我もなく撮影も無事に終わり、大成功のロケになりました。
足掛け二日間の撮影でしたが、撮れ高としてはラストの10分程になりました。
オンエアを見ると、僕の肉声と後ろ姿もバッチリ映してもらえました。
『はいゴ~ル』ってオイ(笑)

(デリケートなので)限定でこちらへUPしてみました。
(31:30~)http://youtu.be/OT63DtmD_p8?t=31m30s



実は、山頂の郵便局や神社へ行く時間が殆どとれずに下山したので、
後日、富士山頂郵便局より登頂証明書をプレゼントしました。
めちゃくちゃ喜んでくれまして、稀にみるマメ男っぷり(笑)

こういうのが山頂郵便局に売ってます(日本語と英語)

このロケの以降、ほぼ地元の友達みたいにさせてもらっていますが、
富士山が与えてくれた“奈良県民の縁”に感謝です。
またいつか登る機会があったら、とびっきりの御来光見せてあげたいな~と思います。

オンエア後に二人して言ってたのは、『グラビアアイドルてっ!』とツッコミ。
もうちょっとテロップに優しさが欲しかったです、S○Sさん(^_^;)

★登頂後日、アメブロのオフィシャルブログにもこの日のことを書いてくれました
富士山との思い出♪


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