世界遺産の山を歩く 山楽部

2013/06/13

富士山に登る理由 (2012/7/28~29)

今回は昨年7/28~29にかけてのツアーガイド。
前日の越境から半日後にまた登ってます。
7月末には身体も出来上がっているので、体力&脚力&心肺機能も連続に耐えうる状態。


この日は水ヶ塚公園に駐車、シャトルバスで五合目まで上がります。
ガイドの面々もちゃんとマイカー規制に沿っての富士山入りです^^

今年も静岡・山梨関わらず、昨年よりもマイカー規制が強化される予定です。
また別の機会で詳細をUPする予定ですが、まずはこちらで予習しておいて下さい。

【山梨県・富士スバルライン】
http://subaruline.jp/eigyou/my_car.html

【静岡県・富士山スカイライン・ふじあざみライン】
https://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-210/fujisan/


比較的雨が少なかった2012年の富士山。
連日の快晴続きでした。
写真は富士宮口八合目

天気が穏やかな日は、展望も良く遠くまで見渡せます。
翌日の天気も西の夕暮を見ると大凡の見当がつきます。

さて、山小屋着から頂上着まで端折りまくって御来光前の剣ヶ峰。
東の雲海の向こうには穏やかな地平線。
午前4時、山頂火口外縁には御来光を待つ人のシルエットが浮かんでくる時間です。

山頂八峰のひとつ、大日岳。
シルエットがポツリポツリと。

成就岳にも御来光を待つ人のシルエットが浮かんできました。

伊豆岳の向こうに昇る御来光。
お鉢を歩きながら見ているシルエットも確認できます。

ピーカンの空に御来光が昇るのはもちろんそれは綺麗で荘厳なんですが、
人間のチカラの及ばない雲の造形美を見れるのも山の上ならでは。

みんなが御来光を眺めている傍らでは、黙々とモクモクした雲も湧き立ってました。
視界にオレンジが現れたので、振り向くとコレ(笑)

山頂・剣ヶ峰の測候所前は御来光時には通常この混雑です。
みんな一生懸命ここから拝む御来光を目的にしんどい斜面を登ってきたので、
御来光時の万歳三唱は連帯感バツグン。

一日の始まりが快晴で青空だと、全部上手く行くような気になります。
実際は個人差あるでしょうけど(笑)

好天続きで鮗池も干上がってしまったので、半分は池の中に入ってしまうも、
剣ヶ峰をバックに最高の集合写真撮れてしまうあたり、この日は最高の滑り出し。


さて、ここから表題にしたとおり、ツアーの参加者のみなさんにとあることを質問しました。
九合五勺の直下にて思いがけず時間ができたのもあり、山小屋を目の前にしながら普通の休憩もなんなので、日頃登山者の方に聞けない話題を振らせてもらいました。

『どうして富士山に登ろうと思ったのか?』

一人一人に聞けるチャンスなんて、滅多にないのもあり意を決して伺ってみました。

昨年まで病気を患われていた方、阪神の和田監督から直接優勝祈願を託された方、
何年も前から富士登山を目標にあたためてきた方、噴火する前に登っておきたい方などなど…。
各々の詳細は割愛しますが、登る人の数だけの富士山があることを改めて教えてもらいました。


一人一人の願いやリクエストをできる限り汲み取りたい。
今年も登る人の膨らませてきた想像を良い意味でぶち破れる様な富士山を感じてもらいたい。
よく人生観が変わると言われますが、その傍らで少しでもお役に立てればこの上なく本望です。

実はこうやって打ちながらシーズンインに向けて、自分のテンションもグイグイ上げています(笑)


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