2010/09/14

富士山ガイド【朝焼け光冠編】

何日も前の事を思い出すのが、こんなにも苦痛で困難な年齢に差し掛かってたなんて…(失笑)
今回は某有名企業の労働組合の方々のガイド。
富士宮口からの登山なので早朝に静岡へ向かう。

道中の朝霧高原から見る富士山は、頭だけ出してあとは雲の中。

この日は40数名(バス1台分)のお客さん。
K氏とG氏と3人でのガイドだったが、終始てんてこ舞い。
富士スカイラインが大渋滞で殆ど動かない。
五合目まで残り3キロポスト辺りまで車で登れたが、下りてくる富士急のバスが路肩の車へ当たってしまい輪を掛けて大渋滞(当たられた車の停車するモラルが無さ過ぎる!バスの運転手に同情…)
そこから数百メートル引き返し、4キロ地点の路肩へ止め五合目へ向けて歩き出した。
いくら涼しいと言っても暑いし疲れる!こんなところで電池使わせやがって! ヽ(`д´;)/ 

結局バスも数時間遅れて13時過ぎの到着。
全国の支社からここへ集まられた方々なので全員が知り合いじゃないみたい。
そんな中で仲良くお話させてもらうのは『やはり』と言っても過言で無い“関西人”(笑)
関西弁を話すガイドもそう多くはないと思うのですぐに打ち解ける。
登る山も地元の“あの山この山”なので話も合いやすい。
知らない土地でこういう話題は結構重要なキーワードにもなるのだ。

そして本日のお宿は元祖七合目の山口山荘さん。
翌朝はここから山頂へアタックをする。
元祖七合目で標高3010mなので、残りは約700mを登りつめなければならない。
小屋の中も人で溢れ返り、“気をつけ”の姿勢で寝なければろくに仮眠も取れない状態。
そうこうして、寝たか寝てないか朦朧としながら3時起床。

が、起きて外に出てみると小屋前の人口密度がハンパ無い!
この日はあるイベントが催され、登山者の数がいつもの倍。
そのイベントは、富士山登山駅伝
8月1日の朝8時のスタートに合わせて登る応援者がやたらに多いのだ。
御殿場の兵隊さん達も結構な人数登ってきている。

3時過ぎに元祖七合目を出発したにもかかわらず、人が多すぎて御来光は頂上で拝めそうに無い。
先頭の健脚集団はK氏がグイグイを引っ張る。
僕とG氏は後方のバテちゃってる集団のケアをしていたのでグングン差が開く。
内心は九合目からの御来光になると踏んでいたが、予想に反してバテちゃってる集団の鼻息が荒い(笑)
そりゃそうだ、僕達は一年で何十回と富士山に登るけど、普通の日本人は大体“一生に一回”が関の山だと思う。
だから毎度毎度そういった“新鮮な気持ち”になってお客さんと同じ経験をすることをベースとしなければならない。じゃないと間違ったガイドをしてしまうことになる。

太平洋側を見ると朝と夜がせめぎあっていた。
左は朝。
右は夜。
多分ここからじゃないと見れないこの星のサイクル。

東側には地平線から溢れ出す太陽の光。
毎日毎日繰り返されている光景なのに同じものがひとつとない。


九合目前後から列の動きが鈍くなってきた。
『こりゃ頂上御来光は無理だな・・・』と先を見上げると九合五勺から先は動いてなさそう。
そう判断した人も多かったのか、ブル道(ブルドーザーの通る道)を東側斜面へ向かう人が多い。
↓の写真の稜線に点々としているはそんな人達。

さぁ、いよいよ御来光。
『ん?んん??何だあの輪は』  太陽の内暈かと思うけども・・・うーん・・・アークでもない。

これがサブタイトルにも付けた『光冠(光環)』。
今シーズン何回も御来光を見たけど、この現象はこの一回きりなので珍しい現象でしょうね。
こんなに綺麗に尚且つデカイ光環は見たこと無かったのでテンション上がりました。

西側に目をやると影富士の登場。
少し型崩れしてるけど…。

結局バテちゃった人と供に九合手前での御来光となった。
下を見下ろすと車クルマくるま。

頂上付近は未だに大渋滞で動いている気配すら無さそう(笑)
我ながら好判断。

そしてバテちゃった組と供に下山。
数組の兵隊さん達のパーティとすれ違い。

実は五合目へ下りると数時間で次のツアーのお客さんが登ってくる。
そう、数時間の休憩後また登るのであります。
次回はそのお話。



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