仕切り直しということで、先日4/15にリベンジしてきました。
釈迦ヶ岳への稜線歩きも気持ちいいのですが、今回は別のルートです。
山の先輩から何度も話には聞いていた赤井谷。
釈迦ヶ岳は今回で10回目の登頂になったのですが、立入る機会のないまま数年。
森好きの僕にはピッタリと言われながらも、なかなか足が向かず近くて遠い山域でした。
その昔、鹿につられて千丈谷へ下りたことがあるのですが、今回はもっと下流から遡上。
快晴の予感なので角拾いリベンジ組み二人をガイド。
(※赤井谷一帯はほんみち教さんの私有地なので、事前に電話連絡で立入りの一報を入れておきましょう。
この赤井谷を守っていただいているのは、紛れも無いほんみち教の方です。0746-35-7654 )
ヤマレコへのレポは迷ってるので、現時点でGPSログだけ載せておきます。
GPSのログでは、距離18.4km 高低差805m となっています
出発はいつものように太尾登山口からスタート。
この日は一週間前と正反対の天候、古田の森まで抜けた綺麗な稜線です。
P1434地点へ到達。
右手に登山道標示と危険路の分岐看板。
国土地理院の二万五千分の一地図上は登山道表記なし、
破線表記なしのバリエーションルート。
そのP1343地点の看板から「危険」の方へ入ります。
入ったところでササの中から年代物の鹿の角一本ゲット。
幸先良い感じ!でしたが、今回は結局この一本だけでした。
一般登山道ではないものの、藪漕ぎするまでもないのでそのまま尾根筋を下ります。
簡単に言うと、こういうのが落ちている道です
途中で赤井谷への降下ポイントから少し下り、寄り道しておきたい岩へ。
5分ほど下ると、あった、ここです。
右から巻いて反対側へ。
屋久島の太鼓岩よろしくなビューポイントで、大峰の原生の森を眼下に一望できる舞台岩。
※名前は多分ないので、考えとこっと
左から大日岳、地蔵岳、石楠花岳、地蔵岳、涅槃岳、南奥駈・胎蔵界の山稜です。
クリックで若干大きくなります |
後ろ髪引かれながら赤井谷降下点へ戻ります。
下りかけはまぁちょっとしたヤセ尾根です。
適度に根階段になっているので、ルーファイ遊びしながら下ると面白い。
先程の舞台岩
このアングルからの釈迦ヶ岳なんか新鮮
小一時間ほどで、沢の音が聞こえ始め、林間も明るくなってきます。
世代更新の真っ只中。
『この幼木があの高さになる頃には余裕で死んでるよなぁ…』 と感慨に見上げてました(笑)
苔のゆりかごに揺られてじっくり育つヒノキの実生
ウラジロモミの実生
その上を見ると新緑のブナちゃん
沢の水音が近づくも、まだ下ります
この辺りからは比較的傾斜も緩やかになっているので、楽です。
明るくて開けた森
緑が覆いかぶさる頃は素晴らしいでしょう
コフキサルノコシカケ?
涸れ沢かと思いきや、伏流になって谷へ水が下りてます
もうここまで来ると沢の音が森一帯に響いて、なんとも言えない癒しの空気。
そこへほんみち教の方が付けてくださった風情のある橋。
ほんまに綺麗に手入れして守ってはるなぁ…。
そして、予想以上の流量を湛えた沢ー!!
ヤマツツジもコントラストになって、侘び寂び庭園
恐らく千丈平上の隠し水が源流でしょう
こんな美味しそうな水、飲まずにはいられない
何杯でもいけそう?
谷底へ下った頃には頭上に雲はなく、ドピーカンになっていました。
陽射しも暖かくて、ついつい昼寝してしまいそうなその気持ち、わかるわかる。
個人的にここの水は、今まで山で飲んだ水の中で三本の指に入る美味しさでした。
軟らかくてどことなく甘みもあるような最高の味でした。
あ、あれ!?
けっこう書いたつもりなのにまだ全行程の3分の1しか書けてない…
こ、これは続編へ突入のパターン。
( ´∀`)はい! つづきます(笑)
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う~ん いい感じの森。
返信削除これは新緑の頃に訪れてみなくては!!
険しいイメージのある大峰にあって、この谷は穏やかさを
感じさせますね。
ブナの樹の大きさ、迫力もんです。
早く見に行きたい!!
tekapoさん
削除まだ途中ですが、覗いていただいてありがとうございます^^;
やっぱり良い感じの森でした。
釈迦への稜線から見下ろす限り、ある程度のポテンシャルは感じていましたが、
いざ下りてみると、ものすごく穏やかな森でした。
芦生、西大台と同等クラスではないでしょうか…。
もう少し我慢なさって、葉がついた頃がよろしいかと思います。
でも、内心早く行っていただきたいです(笑)