2013/04/20

幽谷の赤井谷 【その3】

今回赤井谷へ下りてから、駆け足で踏破するのではなく、
できるだけひと風景ひと風景噛み締めるように歩くように心掛けていました。
たまには歩みを止めて上を見上げてみると、思いもしないものが見えるかもしれません。


ハハッ、三部作おろか四部作になりそうな感じです。
お渫いしやすいようにまとめておきます。

幽谷の赤井谷【その1】

幽谷の赤井谷【その2】



続きは、、沢を渡渉したところからでしたね。


上の地図を見ていただけるとわかりやすいですが、急登に入ります。
等高線が狭まっている部分です。


シラビソ・コメツガもちらほらと出て来ました


険しくなった分、標高を上げていっているので稜線が近くなってきました。
見えてるササ原は古田の森に掛けての稜線です。


涸れ沢を渡り、いよいよ最後の急登へ差し掛かりました(深仙ノ宿までのね)


この登り始め、なんと木道が設けられています。
最初の30m程だけですが、あるだけでもありがたい。


この時期まだ背の低いミヤコザサを縫いながら登ります


眼の前に巨岩が出てくると、もうすぐで稜線の目印


しっかり木に抱かれてます


さぁ、空が広がってきました。
こちらから右手には木々の間から大日岳も見えます。


振り返ると、南奥駈の稜線の高さまで登ってきたのがよくわかります。
昼食を摂ったところからの標高差は約400mちょっと。
二上山を登ったのと同じくらいの標高差です。


深仙ノ宿はもうすぐそこ。
眼前には釈迦ヶ岳への急登も見えてます。

鞍部の向こう側、熊野灘は靄で見えませんでしたが、太平洋側の山稜までくっきり。
深仙ノ宿・四天岩から向こう、五百羅漢まで綺麗に見えてます。
香精水が出ているかは確認していません。


潅頂堂で役行者様にここまで辿り着いた無事を感謝し、少し小休憩。
前方に見えるのは、大峯奥駈 第35靡 大日岳の鋭鋒。
あそこの上に大日如来像が祀られています。


ここからが釈迦ヶ岳への急登がこの山行の核心部。
そして、世界遺産・大峯奥駈道になります。


日中は風が少なくても、陽が傾いて気温が下がってくると谷筋から強風が吹き抜ける鞍部。
静止画ですが、強風が抜けて行ってます。


ここから釈迦ヶ岳までは40分くらいで登りますが、休憩後なので怪我のないように
50分くらいで登れればいいかなとスタート。
この深仙ノ宿は、役行者が深い瞑想を行った場所。


はるか向こうには大台ヶ原がくっきり。
正木峠から日出ヶ岳、大蛇ぐらまで見渡せます。
拡大すると日出ヶ岳山頂の櫓も見えてます。


『早く大台も行きたいな~』と思いながら登ると、右手に
大峯奥駈 第39番靡 都津門
写真ではわかりにくいですが、岩の真ん中に人一人が通れるくらいの穴が開いています。
昔は行場だったのですが、岩が崩れて今では使われていないとのこと。


都津門から少し登ると小さいピークがあります。
ここからの展望は良く、目の前には釈迦ヶ岳の山頂。
西には古田の森の稜線、その向こうには果無山脈の山々。
東には大台ヶ原、南は熊野本宮大社まで続く南奥駈の稜線が見えます。


もちろん、今回下りた赤井谷の全容も一望できます。


山頂のお釈迦様までもうすぐ…

…に見えてもあの先、カメラのズームでないとわかりません(笑)


二人を騙し騙し歩かせること15分。
太尾登山口~釈迦ヶ岳の本ルートと奥駈道の分岐を通過。
ここから山頂へは、元気なら5分、疲れてても10分も掛かりません。


そしてついに登頂。
時間は17時ピッタリでした。


大峯奥駈  第40番靡  釈迦ヶ岳
大峯奥駈道において、この釈迦ヶ岳は「釈迦入滅の地」とされており、
「釈迦如来の住まわれる他界」として多くの修験者が護摩を上げ、
祈りを捧げる霊験あらたかな場所です。
※「釈迦誕生の地」とされているのは北側に位置する仏生ヶ岳


そりゃここまで来ると、やっぱり自然と手を合わせて拝んでしまうよね。


毎回訪れても一寸変わらぬ優しいご尊顔。
『よう参ったのぅ』


そして私事ですが、記念すべき釈迦ヶ岳登頂10回目となりました。
そうです、“大”好きな山です。


お釈迦様の背後、宇無ノ川峽からは冷たい強風が吹き上がっています。
山頂からの景観は大峰山脈随一と言われる釈迦ヶ岳。
この写真でも遠くは二上山~葛城山~金剛山の山稜もくっきり。
前方の七面山の大岩壁、右手には近畿最高峰・八経ヶ岳~弥山の山塊。
右奥には山上ヶ岳までもが見渡せます。


時間も時間なので、下りなければいけないのですが、
日帰りでこんな時間に山頂に居ることもそうそうないので、
半時間ほどゆっくりさせていただきました。


え?聞こえませんか?
『まぁ焦ること無いわ。ゆっくりしていったらええねん。』 って。


(;゚∀゚) お、お釈迦さんが関西弁で話すって…いや、だって、ここ奈良やしなぁ…


【その3】の図解です。
構成上、やっと登頂しました。


やっぱり【その4】まで到達。
次回正真正銘の〆です。



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