世界遺産の山を歩く 山楽部

2010/10/20

釈迦ヶ岳【その1】

9月の山行の回顧録を10月中に仕上げてしまうべく、必死にシナプスに電気を流しております。
でも思い出せない年齢に差し掛かってきてるので、若干ストレス感じます(笑)

さて今回は9月26日に登ってきたお馴染みの釈迦ヶ岳。
しかし、日本に一体幾つの【釈迦ヶ岳】ってあるんでしょうか。
知ってるだけで三重県と福岡県だけでもう三つ。
『うちにもあるよー』って方は教えて下さい。
場合によっちゃ全国の釈迦ヶ岳行脚しますんで(ホンマかいな!)

こんな快晴の日には山に登らないと損!損!

釈迦ヶ岳はトータルで両手を越えるくらい登っている、僕の代名詞みたいな山です。
大峰山脈の中でもパノラマ展望の頂上を持つ鋭峰。
標高1,800mは奈良県で三番目の高さなので近畿でも指折りに高い山です。
春に登った時は不動小屋谷登山口から登りましたが、今回は旭峠登山道から。
車で行けて登山前のトイレも済ませれるから一番楽チン!


登山口から40分程掛けて尾根まで登ります。
バイケイソウの群生やらトリカブトも咲く尾根に出ると後は一本道のハイク。
2時間30分位で頂上まで行ける、展望が良い、歩きやすいなどメリットの多い山なので
登山初心者と登るときは必ずここを選びます。
向こうにポコっと出ているところが釈迦ヶ岳のピーク。

ここの稜線は文字通り風の通り道なので涼しい風が吹き上がってきます。

五條市辺りでは雲一つ無かった快晴だったのに十津川まで下ると少し高層に雲が・・・。
しかし、若干空気が澄んでいるのか大阪湾の船まで見えました。
湾の向こうには六甲山脈も。
(このコンビナートどこら辺??わかる人教えて下さい!)

奈良盆地もこんな風に。
生駒山脈の向こうには大阪平野も。
ってことはここのピークも見えてるんですよね。

古田ノ森を越えて千丈平へと向かいます。

ここからが釈迦ヶ岳のピークへの急登。
上の写真にあった最後のポコっと出ているところ。

いつもは千丈平付近に鹿がウロウロしているのですが、今日はいないな~・・・。
と思っていたらちゃっかり姿見せてくれました(笑)
この山では100%野生の鹿に会えます。
もう大体の行動範囲わかります。

そして20分ほどヒーヒーしたら頂上へ到着です。
・・・こ、このポーズするか(笑)

この頂上から北側を見るとこの展望。
んもう大好きです、この画。
山に添って雲ができてる様もよくわかる写真です。

釈迦ヶ岳から孔雀岳、仏生ヶ岳、最奥の八経ヶ岳・弥山と大峰奥駆道。
写真手前右には五百羅漢。

望遠で八経ヶ岳(左手前のトンガリ)と弥山の山頂を撮ってみました。
弥山小屋と鳥居前の黄色い貯水タンクも見えてます。

その右奥には山上ヶ岳(大峰山)と稲村ヶ岳。
山上ヶ岳頂上はお花畑と日本岩までクッキリ。

こちらは奈良県の盆地。
わかる人はわかりますね?
左から金剛山・葛城山・二上山のダイヤモンドトレイル(ダイトレ)
最奥には信貴山から生駒山へ掛けての生駒山脈。
生駒山の右手前は松尾山や矢田山やら。
そして手前は七面山の大岩壁。

南の方は上北山・下北山方面の展望。
もうすこし大気の状態が良ければ熊野灘まで綺麗に見えます。
眼下は大日岳から前鬼に掛けての稜線が綺麗です。

朱に染まった頂上のシロヤシオ。

結局頂上で1時間半のんびりしたのでこれから下山です。
【その2】は下山編ですが、殆ど僕のギャラリーと化す予定です(笑)
この山の鹿って写真撮る僕を奥へ奥へと連れて行って・・・おっと。


つづく



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