世界遺産の山を歩く 山楽部

2010/06/24

ふたたびの大台ケ原 【その2】

( ´Д`)ノ<よし行くぞ 大蛇嵓 続きです(⇒その1へ


前回は駐車場へ戻ってきたところで力尽きて更新ストップの悪癖が出ましてですね・・・。
駐車場悩みに悩んでリベンジを決心。


また日出ヶ岳ルートを往復するのは心折れてしまいそうなので、後編は尾鷲辻までのショートカットコースを選択。
黄緑で記したルート





源流の中、高低差の無いハイクコースを小一時間歩く。




立ち止まって写真撮るから全然進まねー!




尾鷲辻の分岐点まで歩いてくると南方面は青空が広がりいい天気。




牛石ヶ原までの最中の森らしい森。
この辺り結構好きなエリア。
意味の無いこと叫んで奥まで走って行きたい系。
(;´∀`)・・・得られるものは何も無いけどさ・・・。




前回と打って変わって牛石ヶ原は凄く快晴。
ガスが出てくる気配すらない。




大蛇嵓へ下りていくと日本第二の落差といわれる【中ノ滝】が見える。
日本の滝百選にも名を連ねる高瀑です。




分岐から下ること10数分。
前回は一面乳白色だった大蛇嵓の前景!
あの鎖の向こうは高さ1000mの大絶壁。




右側には蒸篭嵓。
ここをクライミングする人もいるけど、想像しただけで・・・((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル 


今回もソロトレだったので、人が来ないうちに三脚立てて快晴記念のキメポーズ。




梅雨の合間の晴れ間と言っても、上空は太陽に『かさ』が掛かっている。
この現象が見られると低気圧が接近中なので天気は下り坂へ。




それにしても、この高度感を写真でしかお伝えできないのが心苦しい。
向こうの斜面映る雲の影と谷底までの距離でスケールはご想像してください。
むちゃくちゃ高いから!




昨晩に名古屋を出発してここまで来られた写真家の伯楽でさえビビってるからね(笑)
『これはね、こうやっていかないと命の危険があるんだ、、、こう、こうれ、ゅっくりと、、、』
終始お尻スリスリしながら下りて行かれましたw




上空の雲が丸々入る西大台は本当にスケールのでかい“森”。
先ほど見えた中ノ滝もあの小ささ。
本当に台の形になってるし、こうやって見ると残された楽園みたい。
屋久島も良いところだけど、高いお金出す前に一度西大台へ足を運んでもらいたい。
今は立ち入りが規制されており、環境省が本腰を入れた保護エリアになる。
通常の平日は30人、土日祝日は50人。
春休み・夏休み・紅葉シーズンは平日50人、土日祝日は100人。
事前に申請し、レクチャーを受けなければ立ち入ることができないので詳細はコチラ




高度感のある写真撮るにも、姿勢ひとつで危険度が増します。
鎖に身を預けて覗き込んでの図。


これで一つの山なんだから、もうどうしようもない。




これが近畿の屋根の全景。
個人的には“近畿のアルプス”って名づけて欲しかった。
あの向こう側に見える稜線が私らのメインフィールドです。


結局照りつける陽射しの中、一時間半はここで満喫。
入れ代わり立ち代り来る方と話しながらすぐに時間が経ってしまった。
雲も出てきたので12時半過ぎに駐車場へ向かう。


シオカラ橋まで下ると急登が待っているので今日は回避。
来た道をのんびりと歩いていると、、、あ。いたね。
彼らを見ないと山にいる気がしない。
『いつもお邪魔させて頂いております』と心の中で一礼。


この距離感・・・、もうね、警戒されてない(笑)


のどかな写真に見えるけど、手前の幹には食害防止のネットがグルングルン。
この画まさに、矛盾してるんだよな~。
自然保護の対象は植物だけなのかって。木の皮は食っちゃダメだけど、笹はヨシ??的な。




あー、こういうの好きです。
ホッとします。




大蛇嵓でお会いした別の方が高山植物目当てで来ておられ、途中までご一緒させて頂き、苔から野草、花の事など色々教えてくださいました。
終始『ホンマは藤原岳に行きたかってんけどな』を連発してはりましたけど(笑)
尾鷲辻付近で別れた後は駐車場まで一人のんびりソロトレーック。


そして、またもや源流が気になり数枚撮影。
ハハ・・・自分でも気付いたよ、自分が源流に目が無いカラダだってこと。












木漏れ日差す林道を登るともうすぐ駐車場。
昼過ぎでもマイナスイオンが出ていて歩いてても気持ちが良い。




今回は忘れ物はしないように細心の注意を払った上で下山しました。
(;´∀`)・・・得意やからね、物無くす・落とすの。




大台ケ原ドライブウェイから振り返って撮った大蛇嵓。
こうやって見るとあそこに立てるか!?ってなくらいに崖!
そりゃ怖いわ。
比較してください↓






この地域にしては、梅雨の合間によくこれだけ晴れてくれたなというのが正直な感想。
日本屈指の降水地帯なのに、日頃の行いの良さが出た(ぁー聞こえない聞こえない)


さて、次はどこ登りましょか。
綺麗に見えた富士山へ久々に行こっかな。



更新のびのびになった三部作これにて終了~ヽ(´ー`)ノ





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