2010/06/14

おかえりはやぶさ


山とは関係ないけど宇宙も好きだから書いてみたかったんです。

はやぶさの帰還について。




正直こんなに泣けるものとは自分でも想像すらしてなかった。

先日撮った写真の中にも、見上げた天の川の中にも居たわけだ・・・。

本当によくやったと思う。

帰ってきたこと自体が奇跡だ。



はやぶさに搭載されていたCCDで撮影されたこの一枚。
7年前のスペックから考えてもよく撮れたと思う。

カプセル分離する際の大気圏への斜角の為に寸前まで地球に背を向けていたそうだ。
機体の前面から地球に向けてカプセルを放出後、底面にあるカメラを地球に向けようと、180度向きを変えた。
姿勢制御用のエンジンはすべて故障しており、長距離航行用のイオンエンジンの推進剤を直接噴出して、機体を回転させる離れ業を再び演じた。
最後の残ってるか残っていないかの力で振り返り、故郷の星を写した最後の瞬間。
3分の1は送信できなかったことがよりリアリティを増長させる。

いくら解像度の高い高機能なカメラで撮った写真でもこんなに胸の奥まで抉られんだろう。
これは単なる探査機、機械が捉えた映像ではなくもはや“網膜”が捉えた映像だと思う。
この星に存在しているどのカメラでも決して撮ることはできない。


そして、自国のこんなに素晴らしい偉業・技術力をリアルタイムで国民に発信できないこの国は陳腐なまでに腐り果てている。

鼻高々に事業として仕分けるのであれば、『成果』と『対価』を照らし合わせてもらいたい。
何をソースとしているのかわからないが、これを『無駄』の一言で片付けられる方々。
使われるのが見えない税金を搾取されるのであれば、私はピンポイントでJAXAあたりへ納税したい。(ふるさと納税みたく自分の意思において活用してもらえる)
この事業に自分が今まで納税した税金の、たとえ『1円』でも活用されているとしたらどれほど誇らしいことか。
技術の伝承がなされなければ何の意味も無いことになってしまう。
国としてそれだけは避けなければならない。

地球を離床した時は“機械”であっても、60億kmの時空を経て砕け散るこの最後の瞬間に“生命”に変えてくれるのであれば厭わない。

“故郷”を焼き付けたこのモノクロ画像の被写体に我々は存在している事を決して忘れてはならない。

そして、この最後の瞬間は明らかに生命の散り際であっても過言ではない・・・。


『はやぶさ』わからない人用に・・

http://www.sci-museum.jp/server_sci/top/welcome/staff34.html

http://hayabusa-movie.jp/






0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントいただけると嬉しいです^^;