世界遺産の山を歩く 山楽部

2011/05/02

深仙の宿でテン泊


4/29-4/30 釈迦ヶ岳へ行ってきました。
厳密に言うと釈迦をPHせずに大日岳の方へ下り、深仙の宿で幕営しました。
アテにしていた水場が根雪の為、使えなかった事がプラン変更の原因。
登る前日には纏った雨が降っており、“この時期の釈迦”でこんなことなかったのに…。
聞くところによると弥山から南方の奥駆道北斜面は未だに所々の根雪があるとのこと。
GW中に行かれる予定の方は十分に気をつけて下さい。

先にヤマレコ書いてしまったので今回は若干端折り気味です(;・∀・)





今回の山行の趣旨は山頂のお釈迦さんのバックに天の川を配した星景を撮ること。
先月買ったノースのアサルト2のデビューも兼ねて、千丈平でテン泊のはずが…。

旭登山口の駐車場へ到着は13時。
さすがにGW、他府県ナンバーで駐車場が溢れかえっている。
テン泊時はこれくらいから登り始めて大体2時間で千丈平へ到着するプラン。

70Lパンパンに詰めたザックを背負い13時20分出発。
40分ほど掛けて稜線へ出ると下山する人が続々下ってくる。
カメラを首からぶら下げた一人の方が装備を見て声を掛けて下さった。
話の流れで『千丈平の水出てましたか?』と聞くと、奈落の底へ突き落とされる返答。

『雪被さってて水とれないみたい。2、3人困ってたわ』・・・

・・・えぇぇぇぇ!
夜は熱々に煮込んだスープカリーを啜る予定でした。
夜半は5℃まで冷え込む予報だったので“お湯”の確保は切実。
『オイオイ。これどないしよ!』と不安になりながら歩みを進めるいつもの登山道。

が、古田ノ森辺りから根雪がポツポツと。

千丈平辺りを遠望すると何か白いものがある・・・ゆ、雪!
その遙か向こうに見える八経ヶ岳~明星ヶ岳間に白い雪が見える。


15時過ぎに千丈平へ到着。
いつもは汚い冬毛の鹿が登山者横目に水を飲むここもまだ残ってました。


GWということで最低でも2、3張のテントがあると思ってたのにゼロ。
水場はこんな根雪に覆われていた。

これはいよいよマズイなと思いながらしばし思案。
釈迦から下って来た方も水場を探しているのかあちこち見回している。
縦走しておられる方だったので同じくここで幕営するつもりだったんだろう。
取水不可を伝えると頂上へリターン。

話しているうちに深仙方面からトラバースしてきた親子と遭遇。
娘さんは登山道へ出れた安堵の気持ちから『あぁ!生きて帰れる!』って(笑)
思案した結果トラバースして深仙の宿へ行くしかないと思ってた矢先
『深仙の水場出てましたか!?』と間髪入れずに聞くと、

『あぁ出てましたよ^^』

水がないとさすがに写真どころではないのでお釈迦さんと天の川は次回の燃料に…。
よし、トラバースして今日のお宿は深仙でテン泊だ!

つづく



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