約一月半更新が途絶えてましたが、今年の富士山ガイドも無事に終えようやく更新できます。
では、早速今年の富士山の振り返りを綴っていきましょうか。。。
その前に、9月の初旬に紀伊半島に記録的な雨を降らせた台風12号。
自分の山の原点である奈良県南部の山々が傷つき、何人もの方が被災されました。
激甚災害に指定されるほどのダメージが残る山を見て心が痛みます。
個人的にも仕事柄(本職もガイドも)この山域に入る事が多く、崩落現場の最前線等にも行く事があります。
今真意に感じているのは、「今までみたいに登れる状態になるには後何年掛かるのか…」ということです。
実際奈良県南部の山間部で土砂崩れというのはさほど珍しくはありません。
山の合間、谷の合間を縫うようにして作られた道路は、いつ土砂崩れや落石が起きるかわかりません。
ですが、今回はその規模の何倍もの災害になってしまいました。
下の4枚は当日の写真です。
この場所を知っている者からすると、このような崩落、川の水位水量はありえません…。
規模が違うんです。
台風が過ぎて雨も上がり、晴れているから大丈夫と言って登る方も見聞きしていますが、
あまり大きい声で登れるとは言ってほしくはありません。
この山域のガイドをしている者としてもリスクがあり過ぎて取り付けない状態です。
弥山小屋も予約のキャンセルが相次いでいるそうで、営業期間を前倒して閉めるとか…。
ブログにも度々コメントしてくださる本宮熊野古道の民宿・中華料理店<黎明>のご主人宅も
どうなっているか掴めていません(マスター!安否が知りたいのでコメント下さい!)
こんな僕が撮る写真を喜んで下さって、店にも飾ってくれるという僕のよき理解者です。
店のサイトにもデカいサイズで紹介してくれて…僕は今は何もできないのが悔しい。
これからの季節は紅葉が綺麗に山肌を染め上げます。
天川村ではもみじ祭りが毎年催されていますが、今年はどうなるのかな…。
普段の姿はこういう自然を見せてくれていました。
下から4枚目、狼平の避難小屋横は今回氾濫した川の源流です。
今どんな状態になっているかは想像するに足りません。
恐らく所用で山に入る事になるので、追って状況報告などできればいいなと思います。
本当なら今週末から連休が始まり、富士山でツアーガイドをさせて頂いたお客さん達と
この弥山に登り写真と同じ風景を、自然を感じてもらう予定をしていました。
ですが、…目途が立てれない状態です。
次から富士山レポ開始します。
ただ、数が多い多い…
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ケスンュシさん
返信削除ごぶさたしてます。
そして御心配ありがとうございます。
まだまだライフラインも交通状況もよくないですが、
家族皆ぶじでがんばってます。
また連絡しますね。
http://blogs.yahoo.co.jp/ksfrx382/6219245.html
よかった~!
返信削除そっちへ行こうと思っても辻堂で止まってしまっていて…
新宮や勝浦の知人にもそちらの状況を聞いてみたんですが、
はっきりとした事がわからなくてモヤモヤしてました。
ご家族も無事で何より安心いたしました。