天川tv動画コンテストにて入選をいただいた作品です。
グランプリをいただたい作品に比べ、少し主観を入れました。
http://www.vill.tenkawa.nara.jp/tenkawatv/
パワースポットやゼロ磁場で知られる天河大辨財天社。参拝するにあたって『然るべき時に然るべくしてしか参れない』という逸話があります。
芸能の神としても知られ、長渕剛さんや堂本剛さん、他にも幾多の芸能関係の方が訪れる場所でもあります。
その奥宮が鎮座するのが弥山の山頂。
芸能の神である前に、辨財天は水の神とされています。
そして、弥山と言う山名は、仏教の世界観において世界の中心にあるとされる須弥山を由来とされています。
前後しますが、天河大辨財天社には『然るべき状態に然るべきタイミングでしか訪れることが出来ない』という逸話がありあす。
世界遺産・紀伊山地の霊場と参詣道の構成遺産でもある大峯奥駈道が在する山岳地帯に限ってもその言葉が当てはまるのではないでしょうか。
特に近畿最高峰である八経ヶ岳(1,915m)、天河大辨財天社の奥宮が鎮座する弥山(1,895m)という雲上の世界や、天川村という場所にも同じくして然るべき機運の時にしか訪れることができない場所だと、僕個人は想っております。
中盤のタイムラプスは近畿で一番標高の高いところにある山小屋・弥山小屋の頭上に浮かぶ北極星を中心とする日周運動から宇宙の中心感を映像にしています。
こっちを推してくださる声も多かったので、こちらでも賞を戴けたことが大変嬉しいです。そして、この映像を見て天川村に一人でも多くの方が足を運んでもらえると本望です。
入選【然るべき時に然るべくしてくるところ】
https://www.youtube.com/watch?v=xFD2EejiftU
【作品解説】
天川村を「天に星の川が架かるところ」とイメージし作成しました。
主体は弥山・八経ヶ岳からしか拝めない森羅万象・神々の住む世界観を色彩豊かに捉えたものです。
天川弁財天本社には
「然るべき時に然るべき状態でないと参拝できない」という話を聞いたことがあります。
弥山山頂奥宮への登拝も同じく、天川村を訪れた人には時節というものがあるのだと思います。
弥山の山頂から八経ヶ岳に架かる天の川を見る度に、名は地を表すと幾度も感じてきました。
古来より修験者達も然るべき時に然るべくして、この地に祈りを捧げに歩いたのではないでしょうか。
弥山は宇宙の中心、万物の根源である須弥山とされる山であり、役行者が辯才天(水の神)を祀った場所。
中間のタイムラプスは北極星を中心に円を描く星空で宇宙の中心を表現しました。
八経ヶ岳は「靡き八丁は神仏の顕現」とされる聖域として表現してみました。
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2014/03/30
天川tv動画コンテストの結果・・・グランプリ!
先日天川tv動画コンテストの審査の結果、恐れ多くもグランプリをいただきました。
http://www.vill.tenkawa.nara.jp/tenkawatv/
“熊野古道”に比べると、認知度の低い“大峯奥駈道”というこの山域を何年も撮り続けてきた作品は、この場所の良さを一人でも多くの方に知ってもらいたいというためでした。
そういう想いが今回成就し、ひとつの結果となったことには感慨無量です。
2014年に世界遺産登録10周年をむかえた「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成遺産でもある「大峯奥駈道」が在する奈良県天川村。
この天川村は近畿最高峰である八経ヶ岳(1,915m)、パワースポットやゼロ磁場で有名な天河大辨財天社の奥宮が鎮座する弥山(1,895m)、修験道の聖地とされる山上ヶ岳という雲上に突き抜ける山岳地帯を有しています。
八経ヶ岳の山頂付近には国の天然記念物であるオオヤマレンゲの自生地があります。
オオヤマレンゲの別名は天女花。
そして、天河大辨財天社に祀られているのは水の神である辨財天。
修験道の開祖でもあり山岳信仰の祖、日本稀代の呪術者でもあった役行者(役小角)が蔵王権現に先駆けて感得した辯才天を祀った山が弥山の山頂であるとされています。
まさに水の神が住まう山、天女の舞い降りたと伝えられるところが、この天川村だというほかならないのです。
ここにはアクセスの悪さを吹き飛ばす“何か”があります。
1300年前の日本人はそのことに気付き、神がいるとされた深山に畏敬の念を携え籠もったのでしょう。
ここが日本の信仰の原風景です。この映像を見て天川村に一人でも多くの方が足を運んでもらえると本望です。
グランプリ【天女の舞い降りたところ】
https://www.youtube.com/watch?v=w3q9HHEext4
【作品解説】
天川村を「天に星の川が架かるところ」とイメージし作成しました。
主体は弥山・八経ヶ岳からしか拝めない森羅万象・神々の住む世界観を色彩豊かに捉えたものです。
天川村村内を自生地とするオオヤマレンゲは天川村の花であり、清楚な姿形から天女に擬えられる花。
弥山には役行者が鎮守として祀った辯才天を天女とし、八経ヶ岳には今なお天女の化身として咲き誇る様相から
弥山・八経ヶ岳及び天川村を「天女の舞い降りたところ」としました。
東から昇る御来光から始まり、自然的景観と文化的景観の対比、山川草木に宿る神仏、西へ沈む太陽に西方浄土を見て、陽が落ちた後に現れる無数の星々や一際輝く月などが巡る空からは弥山(須弥山)の「宇宙の中心・万物の根源」という形で表現しています。
最後のオオヤマレンゲは、花びらと葉についた露から天女の艶やかな様相を表現しました。
さらに入選も戴くことができ、ダブルでの受賞は身に余る光栄です。
※少し構成を変えたバージョンなんですけどね^^;
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http://www.vill.tenkawa.nara.jp/tenkawatv/
“熊野古道”に比べると、認知度の低い“大峯奥駈道”というこの山域を何年も撮り続けてきた作品は、この場所の良さを一人でも多くの方に知ってもらいたいというためでした。
そういう想いが今回成就し、ひとつの結果となったことには感慨無量です。
2014年に世界遺産登録10周年をむかえた「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成遺産でもある「大峯奥駈道」が在する奈良県天川村。
この天川村は近畿最高峰である八経ヶ岳(1,915m)、パワースポットやゼロ磁場で有名な天河大辨財天社の奥宮が鎮座する弥山(1,895m)、修験道の聖地とされる山上ヶ岳という雲上に突き抜ける山岳地帯を有しています。
八経ヶ岳の山頂付近には国の天然記念物であるオオヤマレンゲの自生地があります。
オオヤマレンゲの別名は天女花。
そして、天河大辨財天社に祀られているのは水の神である辨財天。
修験道の開祖でもあり山岳信仰の祖、日本稀代の呪術者でもあった役行者(役小角)が蔵王権現に先駆けて感得した辯才天を祀った山が弥山の山頂であるとされています。
まさに水の神が住まう山、天女の舞い降りたと伝えられるところが、この天川村だというほかならないのです。
ここにはアクセスの悪さを吹き飛ばす“何か”があります。
1300年前の日本人はそのことに気付き、神がいるとされた深山に畏敬の念を携え籠もったのでしょう。
ここが日本の信仰の原風景です。この映像を見て天川村に一人でも多くの方が足を運んでもらえると本望です。
グランプリ【天女の舞い降りたところ】
https://www.youtube.com/watch?v=w3q9HHEext4
【作品解説】
天川村を「天に星の川が架かるところ」とイメージし作成しました。
主体は弥山・八経ヶ岳からしか拝めない森羅万象・神々の住む世界観を色彩豊かに捉えたものです。
天川村村内を自生地とするオオヤマレンゲは天川村の花であり、清楚な姿形から天女に擬えられる花。
弥山には役行者が鎮守として祀った辯才天を天女とし、八経ヶ岳には今なお天女の化身として咲き誇る様相から
弥山・八経ヶ岳及び天川村を「天女の舞い降りたところ」としました。
東から昇る御来光から始まり、自然的景観と文化的景観の対比、山川草木に宿る神仏、西へ沈む太陽に西方浄土を見て、陽が落ちた後に現れる無数の星々や一際輝く月などが巡る空からは弥山(須弥山)の「宇宙の中心・万物の根源」という形で表現しています。
最後のオオヤマレンゲは、花びらと葉についた露から天女の艶やかな様相を表現しました。
さらに入選も戴くことができ、ダブルでの受賞は身に余る光栄です。
※少し構成を変えたバージョンなんですけどね^^;
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2014/03/11
富士山の日に間に合わず…(Mt.Fuji Landscape Timelapse)
2010年から2013年までの4年間、撮り貯めた静止画&微速
ただ、纏めるのも芸がないので、少し主観を入れてショートムービ
漠然と見ていれば富士山で撮影したというのはおわかりいただけると思うんですが、
映像にキャプションを入れなかったのもあってカットごとの注釈が必要かなと…(汗)
【カット割の解説】
・九合五勺(3590m)より西の地平線のグラデーション
・山頂・剣ヶ峰より 月明かりで伸びる影富士←これレアです
右奥には八ヶ岳、正面には南アルプス
・富士宮市内・まかいの牧場より撮影の紅富士
・山頂・剣ヶ峰より火口撮影 笠雲の中です
・富士宮五合目より南側の雲海
・富士宮口山頂より宝永山&宝永火口
・九合五勺(3590m)より駿河湾の微速度撮影
右奥は静岡市~富士宮市&富士市~沼津市まで
・山頂・剣ヶ峰より山頂火口の微速度撮影
正面は首都圏&関東平野の光源
右側は相模湾から箱根山塊に流れる雲
・山頂・剣ヶ峰よりさそり座の微速度撮影
眼下は静岡市~富士宮市
・九合五勺(3590m)より駿河湾の微速度撮影
相模湾から沸き立つ入道雲
・九合五勺(3590m)より日の入り
・九合五勺(3590m)より東に伸びる影富士~裏御光
~静止画~
・山頂・駒ケ岳と登山者 日の出前のシルエット
・山頂・三島岳より赤富士の剣ヶ峰と西側に伸びる影富士
・山頂・剣ヶ峰より御来光 成就岳と登山者
・山頂・剣ヶ峰より御来光前のグラデーション 伊豆岳
・山頂・大日岳より山中湖~丹沢山塊にかかる雲海
・明け方富士山東側に発生した吊るし雲
・山頂直下より日の入りのマジックアワー 下界は雲海なので五合目より上限定
・山頂・浅間大社奥宮裏の浅間岳鳥居にかかる彩雲
・九合五勺(3590m)よりペルセウス流星群の微速度撮影
・九合五勺(3590m)より西側 沈む天の川と遠方の雷雲
・山頂・剣ヶ峰より西側 太平洋上に沈む天の川
・九合五勺(3590m)より西側 沈む天の川と遠方の雷雲
・九合五勺(3590m)より月の出とオリオン座
・九合五勺(3590m)より月の入り
・山頂・剣ヶ峰より西側 太平洋上に沈む天の川
・九合五勺(3590m)よりオリオン座~薄明
・山頂・剣ヶ峰 日本の最高点
・日本最高点の静止画
男性的なイメージで捉えられている富士山ですが、実は御神体とし
水の神・木之花咲耶姫です。
その木之花咲耶姫もまた、桜の神として崇められています。
殆どが富士山の山頂&富士宮口の九合五勺から撮影したTimel
所々で静止画を挟ん
中には珍しい映像もあり、月明かりで延びた影富士などがあります
知る限り動画形式で撮影されたものは他にないと思われます。
※2つ目のカット
あと、流れ星みたいに流れる光源がありますが95%は飛行機です
残り5%は流れ星も撮影していますが、youtubeへのアップ
更に圧縮されてしまうので恐らくわからないと思います...。
昨年も2月23日(富士山の日)合わせて発表したのですが、
ギリギリ一週間前からまとめ出したので今年は年末から取り掛かったものの…
なんと当日の発表に間に合わず。
平行して天川村動画コンテストの作品も煮詰めていたで、仕方ないっちゃ仕方ないんですどね(笑)
なんといっても今年で世界遺産登録10周年の[紀伊山地の霊場と参詣道]バージョンでキャプション挿入中です。こちらに応募した作品、著作権は自分持ちでいいみたいなので、頃合見てアップしまーす。
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