世界遺産の山を歩く 山楽部

2012/02/22

雪纏う観音峰へ【その1】

寒波が来る前に…。

先月末の高見山の記事を見た友人が冬山にチャレンジしたそうだったので、
休みが合った16日、急遽観音峰へ。

吉野から南の天気は晴れ時々曇りの予報で、天川に向かう最中は曇天のまま。
昼から展望台辺りで晴れてくれればと願いながら登山口へ。

虻トンネルまでは積雪もさほどなかったが、登山口の駐車場は全面凍ててアイスバーン。吊り橋もうっすら積もってるので上はどんなもんか…と思案しながら登り始めました。
登山道に入るとほぼアイスバーン。
階段を外して歩きながら観音の水へ。

アイゼンはまだ履く感じでもないけど、第一展望台直下の急勾配から必要かなというところ。
第一展望台まではスラスラと登れたが、依然として日の差さない登山道はバーン。
途中の沢は凍っていなかったが、見事な氷柱が^^


写真撮ったり間近で観察したりしながら、凍てっぷりを堪能。
そうこうしている内に後からバスで来られた登山者の数名と同じペースに。

登山道途中から見下ろせるみたいら渓谷。

観音平までは抜き足差し足で登り、東屋の手前で景色は一変。
ブナ・コナラの森には白一色に。


この辺りからはアイゼンいるかなぁと思い東屋にてアイゼン装着。


一気に観音平展望台まで駆け上がってススキを抜けると頭上は青空!
天気予報通りになりました。

ここで振り返ると大峰随一の展望“のひとつ”、360度のパノラマを撮りながら過ごすこと小一時間。
iPhoneのPhotosynthで撮ったパノラマです。


南には弥山に向けて走る河合ルートの稜線、中腹には双門の滝

東には法力峠から大日のキレット、稲村ヶ岳、バリゴヤノ頭

西は二上山から槇尾山に掛けてのダイトレが一望できます(写真は金剛山)


この時期になると双門ルートも綺麗に浮かび上がります。
テラスに登るまではやっぱり“壁”ですね…(笑)


バリゴヤと鉄山の間に見える奥駈道も真っ白です。
トンネル西口の上あたりかな。


厳冬期には容易く踏み込めないバリゴヤノ頭。


やはりこのコースは真正面に望めるこの山様がハイライトでしょう。


そのうち眼下の白倉谷から遡上してキレット直下へアタックしたいなと思い返してます。
また一つの記事で収められないので、二部構成にします(;゚∀゚)


……【その2】へ



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2 件のコメント:

  1. 今晩は~
    冬の大峰。
    ちょっとやそっとでは近づけない険しさ。
    でも観音峰からならその絶景が一望できるんですよね。

    ここからの景色を眺めながらのコーヒーは格別です!!

    返信削除
    返信
    1. tekapoさん>
      ご無沙汰しております^^;
      厳冬期の大峰は足元まで行けど、そこからは容易に取り付かせてもらえませんね…。
      少し遠巻きにでも一望できる観音峰は最高ですね!

      削除

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