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2013/04/25

富士宮口オープン(2012/7/14~15)

ようやく富士山編に戻って、このまま勢い良く更新していければと思いますが、
まだまだ書いてない未更新が燻っているので、優先順位が上の富士山から。

前回までは6/30のお山開き~7/11の山中湖での休暇まで更新しています。

山中湖で息抜きまくり
http://miztrek.blogspot.jp/2013/03/2012-7-11.html

今回からは富士宮ルート編が続きます。
富士宮口は毎年7月第二週の週末、小屋開きとともに本格的な登山が可能になります。

まず、朝起きて河口湖から富士山を眺めると…
山頂部には笠雲がかかり始めて、東側には吊るし雲
これは荒れます…

7時過ぎに河口湖を出て、富士宮口五合目へ向かうのですが、
東富士五湖道路に乗っても形変わらず、
山頂部の笠雲は強風とともに形が整ってきております。

デカいなぁ

発達中なので、雲の下に行けば行くほどテンション下がります


富士山麓をぐるっと周って、富士宮口五合目に着きましたが
結局吊るし雲はもっと綺麗に形整ってました(笑)

『はぁ…どうすっかな…』

撤退するとしても、下山できるところまでは行くのが僕のスタイル。
一生に一回の方も沢山いらっしゃるので、天候は下り坂でも安全に下山できるところまでは
富士山を登っていただかないと、思い出の『お』の字にもならないですからね。
強まる風と雲の流れと睨めっこしながら観天望気+速報天気図(FSAS24,FSAS48,ASAS)+高層天気図等など、天気に関しては結構データ集めて決めるほうです。
某山小屋でも天気図見ながら天気談義しつつ『一番アテにしています』と非常にありがたい&嬉しいお言葉もいただいてます(笑)

7/14の24時間予報図。
行きますよ…。


そして、この日は大阪からもう一組お客様が来ていました。
いつも奈良の山をガイドさせていただいているMさん一行もプライベートで富士登山に。
普段は夜登部として活動されていますが、僕と登る時はもっぱら昼に登ってもらってます(笑)
twitter 夜登部

僕のツアーではなかったのですが、御殿場口の赤岩八合で予約を取っていたところ、
強風のためにキャンセルとなり、僕の定宿である九合五勺・胸突山荘に宿泊の空きをお願いして付かず離れず一緒に登りました。
左側で休憩中はうちのツアーのお客さんたちです。

風は強いけれども、雨粒は一向に落ちてこないまま八合目へ到着。
青空!?


このまま回復していきそうにも見えますが、天気図はほぼウソつきません。
この写真を最後に、撮ってません。
いや、撮れないくらいにヤンヤヤンヤと荒れたのです(笑)


九合五勺に到着した後すぐに外は荒れ始め、
雨風吹きっ晒しの3590mとなりました。

太平洋側に面する富士宮口は太陽が沈んで一時間もすると、眼の前に天の川がくっきりと浮かんでくるのですが、扉を開けると一面ホワイトスクリーン。

実は私事ながら、この日7/14から九合五勺・胸突山荘さん限定で富士山ポストカードを販売させていただきました。
壁に掛ける前から既に売り切れが出てしまい、虫食いになってます(笑)
ありがたいことに胸突山荘の小屋終いまでの2ヶ月間、4回も補充させていただく大盛況となりました。


日付も変わり、午前1時にまず起床。
外に出るも雨風変わらず、夜登りの登山者もほぼ皆無。
まず登頂は無理なので、翌朝明るくなってから午前5時過ぎに下山。
みなさん文句ひとつ言わずに着いてきて下さって、こちらも苦心した結果撤退と決しましたが、
やはり第一優先は登頂ではなく、登山者皆さんの安全です。

胸突山荘から山頂部までは標高差は約200mしかありませんが、
独立峰の富士山故、山頂の火口(お鉢)は信じられない強風が吹き荒れています。

富士宮ルートは登下山道が同じルートなので、他のルートに比べると少し勾配が急です。
横から煽ってくる強風に注意しながら五合目へ下山してくると、次のツアーが到着していました。
次の日も山仲間がツアーで来てくれているので、休んでる暇なんかありません(笑)

はい、五合目タッチでまたすぐ登ります~。



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